■セブンイレブンのネットプリントを使います
ネットプリントを使えばちょっとした読者サービスとして、オリジナル単行本カバーを作って配布することができます。できあがりとしてはこんな感じ。(本物の上に置いています。普通紙に印刷するのでテカリは出せませんが、色はそれなりに良く出てます)
どうしてネットプリントかというと、青年誌の単行本のサイズですとカバー用にはB4サイズの紙が印刷できないとちょっと厳しいからです。普通の家庭用プリンタはA4ぐらいまでしか印刷できないので、そこでセブンのネットプリントってわけですね。
■印刷用のデータを作成
セブンのネットプリントは以前は1ファイルあたり上限が2MBとちょっと厳しい感じでしたが、今は10MBまでいけます。なので600dpiのカラーデータでもjpge画像ならなんとかギリギリ収まりそうな感じ?
まずは単行本サイズのサイズのデータを用意します。背表紙の幅は本によって違うので、実際に本のカバーサイズを測るのが間違いなさそうです。変女の場合は折り返しの部分を除くと270x180mmでした。これを600dpiで作ります。
実際に作ったカバー用のデータをB4サイズ(364x257mm)の中央に配置すると上記みたいな感じになります。最終的なファイルはJPEGかPNGにして、サイズを10MB以下に抑えるのだけは忘れずに!
■ネットプリントに登録
netprint
http://www.printing.ne.jp/
ユーザー登録してログインします。
「ファイルの登録」→「普通紙にプリント」と選択していき、ファイルを登録します。
まず配布したいデータをアップロードします。ファイル登録の設定はほとんどデフォルトでいいのですが、サイズとカラーモードは作ったデータにあわせて設定します。で、登録が無事完了したら「詳細」を押せば下記のように登録情報が確認できます。
問題なさそうなら、予約番号をメモってセブンイレブンへGO!
■印刷してみます
印刷方法ですが、セブンイレブンまで行って、コピー機の画面を見ると「ネットプリント」とあるので、そこから予約番号を入力すれば誰でも簡単に印刷できます。印刷するのになんの個人情報もいりません。予約番号を入れるだけですので、安心してSNSで展開してください!
で、印刷結果ですが普通紙なのに綺麗!ってぐらいには良い感じで印刷されると思います。実際に印刷したらこんな感じ。後は書店員さんの見よう見まねで紙を折ってカバーとして付けるだけです!(ブックカバーとして使用するときは、印刷した用紙を切るのではなく書店さんでカバーをかけてもらう感じで「折って」ご使用ください。切って使うとペラペラ感が強くなってしまいますが、折って使えば厚みが残るのでホールド感ありますよ!)
印刷代はB4サイズのカラーだと1枚60円。ちょっと高いですね!
とりあえずどんな感じなのか実際に印刷物を見てみたいって方は、予約番号「38319121」で今回説明に使ったデータを印刷できますので試してみてください。ただ今回のデータの印刷期限は2016/10/17(月)23:59です!ほとんど時間がないのでお早めに。→終了しました。
■追記(2016.10.26)
ジト目柄のブックカバーは現在も配布中です!10/29まで!←終了しました
ジト目パターンカバー、一見何だか分からないのでさり気なく使える…かも!
本屋さんで付けてもらうカバーのように折ってお使い下さい♪【セブンのコピー機を使ったネットプリントで印刷できます(予約番号:16613339)印刷できるのは10/29まで】 pic.twitter.com/N8cfOXM0fz
— 此ノ木よしる🍒進撃のえろ子さん②巻発売中! (@y_konogi) October 22, 2016
■最後に
ネットプリントを使うと物理的な「紙」を配布できるので、ブックカバーやカレンダーだけでなく、もっと面白いことができそうな気がしてならないのですが、なかなか思いつかないってのが正直なところでもあります。
ちなみに過去に見たネットプリント系の配布データで個人的に最も「おおおおおおっ」ってなったのはこれですね。このセンスには憧れます。
コミケ近いことですし、ペストマスクほしい方はどぞ。
セブンイレブンのネットプリントに
「20401135」と入力すると印刷できます。
(2015.8.18まで)pic.twitter.com/1xgQJQTKby— 倉戸みと@9/5(土)マスクフェス (@mitragyna) August 11, 2015
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変女の『付け替えブックカバー』を配布しています!
http://konogi.sub.jp/blog/?p=111